今の学校に友達なんて出来ないと思うし、作るつもりもない。


そう強がってても、体は正直なもんで…。


学校に行くと、頭や腹が痛くなる。


そんなあたしを見てたからか、父親が転校することを許してくれた。


薬を持ち歩き、ひたすら時間が経つのを待った。


'転校できる’


それだけが今のあたしを支えていた。