「俺昨日、親に言われちゃったよ~。」 「何を?」 顔をまだ赤くするメグをおいといて私は返す。 「智!ちゃんとしなさいよ!ってさ。」 自分のお母さんのマネをして言う智はとても面白かった。 「ははッ!」 「お前昔からささいな事で笑うよな~。」 智が私の髪をクシャッとなでる。 おかげで私の髪は寝起きのようになった。 その髪を指で整えながら私も智とメグについて行く。