何勝手にあやまってんだろ? まぁいいや。 私は受付の女の人に案内の地図をもらって教室に向かった。 「え~とどこ?こっち?あの階段かな?」 地図なんて全然分かんない… ここがどこなのかも分かんないし… もう無駄に広いんだよ!!この学校!! 私が教室を探しているとだれかにぶつかった。 「うわっ。」 「あっすいませんっ。」 男の人にしては少し高めの声。 でもこの声どっかで聞いた事あんだけど… 私がその人の方に目をやると彼だった。 「海斗?」