夢で見た君との空

取り残されたあたしは優さんが

「こっち来てくれる?」

と言いながら歩き出した方へ着いて行った。
お姉サマ方もそれに着いて行く。

しばらく歩いて、屋上に続く階段に着いた。

「あの……」

あたしは優さんに話しかけた。
優さんはゆっくり振り返り、満面の笑みを浮かべた。

「ねえ、昨日、やっぱり荷物持ちだったの?」

優さんの笑顔が怖い。
あたしは軽く身震いしてその目をまっすぐ見つめた。

「別に、あたしと章が遊ぼうと関係ないじゃないですか」