「なぁ―に2人で楽しげにしゃべってるのかな――」



「えっ!薫くん!」



突然目の前に現れた薫くん


ビックリした……


「んだよ…。別に関係ねぇだろ」



ちょっ!ちょっと!彗!!


「え……彗…くん……?」



うわぁぁ――


「あ…あのね……真梨……」


「これが本当の俺。つまりいつもは作ってんの」



「……………え」



ヤバい!真梨が固まってる!


「もぉ――!彗!なんで話すのよ――!!」



「はあ?だってこれから一緒に昼飯食うときまで王子キャラとかやってられねぇ―し」



は?


「これから一緒に昼ご飯食べる?」



「あぁ―。今日母さんから連絡が入って、絶対そうしろって言われた」



「はぁぁあ――!?」