「うん。そうだよ。観月さん、僕も一緒にお昼食べてもいいかな?」 ゲッ!やっぱりこいつも一緒に食べるのか 「う!うん!もちろん!!一緒に食べよ!」 おい!真梨さん!さっきの剣幕はどこいった? 顔、赤く染めちゃったりしてさ…… ……ま、まさか 真梨って…………… 「うわぁ――やっぱり彗くんってカッコいいね―」 移動するために弁当をもう一度包み直すあたしに、小さな声で話しかけてくる真梨 やっぱり真梨は彗のことが好きなの? なんか胸がモヤモヤする……