クラスメイトは婚約者!?〜Sweet☆Plan〜



「ありがとうございます」



そう言って小さく頭を下げた



「おいしいでしょ。このクッキー。お土産にくださったのよ」



全くさっきの電話のことについて聞いてこない母



「母さん…。俺、沙羅とやっていく自信がありません……」



ピンとした空気に変わるかと思えば、先ほど同様優しい空気が流れている



「そう……。彗がそう言うなら私は何も言わないわ」



正直意外だった……



政略結婚させたなら、もちろん反対されると思ってたんだ……



でも俺の前に座る母さんは、少し悲しそうに笑うだけだった



「実はね……。あなたに話さないといけないことがあるの………」



そう言って小棚から何かを取り出した



「これって…………」



目の前に差し出された紙