「彗様?顔色悪いですよ?」 「え…あぁ―大丈夫だよ」 周りにバレるぐらい動揺してるのか? 小さい頃から親の前でも“優等生”を演じてきたのに…… だから自分の気持ちを隠すことぐらい簡単だった でも……沙羅のことになると自分のコントロールが出来なくなる 「ごめん。悪いけど体調悪いみたいだから先に帰るね」 たまたま近くにいた副委員長に声をかけた 「えっ!大丈夫?確かに顔色も悪いような……。今日は帰ってゆっくり休んで。」 「あぁ―…ごめんね。じゃあ」 それだけ言って教室を出た