「あたし、もう行くから。」 歩き出そうとした瞬間 [グイッ] 「きゃっ!!」 引っ張られ彗にもたれ掛かってしまった 「嘘に決まってんだろ。喰っちまいたぐらい、かわいい。」 「………んっ」 耳元を囁かれ、つい小さな声が出た 「なに?もしかして感じた?」 「ち、違うし!」 ニヤリと笑みを浮かべる彗に、恥ずかしくて反発する 「嘘つけ」 [ペロッ] 「きゃぁっ!!」 ペロッと耳を舐められた