「行こっか。」 「うん」 あたしもカバンを持ち学校を出た 「じゃあまずは本屋行く?」 「本屋?」 「そう。メイド服とかどんなの作ればいいかわかんないから、本屋で調べた方がよくない?」 「あっ…!そっか!じゃあ行こ♪」 そんなことに気づく成見くんに、感心しつつ本屋に向かった そして一番近場な本屋に入った なんか……忘れてるような…… なんだっけ……? 「これとかいいんじゃない?」 成見くんが一冊の本を差し出してきた それを受け取りパラパラと捲る たくさんのメイド服のデザインが載っている