力が抜けたのか俺の肩に頭をのせて息を整えている 頬がほんのり赤くなっている あぁ―― ヤバい―……… 今俺たちが居るのはベッドルームであって… しかもベッドの上で抱き合っている ここまで完璧なシチュエーションが揃ってて、我慢しろっていう方が無理だろ…? 「なぁ―沙羅……」 「ん…?」 「ちょうどベッドなわけだし……ヤっちゃう?」 「………なッ!!///しな――いっ!!」 悲鳴混じりの沙羅の声が寝室に響き渡った