抱きしめていた腕を更に強くした 「………彗?」 「本当に俺ってバカだよな…」 「え…っ?」 「ちゃんと言わなきゃ伝わらないって分かってるのにな……」 伝えたいことは、これだけだから…… 「……好きだ…。」 「…………え…っ…」 何も聴こえない密室の空間で、俺の声が鮮明に響いた …………あ…あれ? 反応なし? 「…さ…沙羅?」 少し体を離す 「え?!」 な!何で更に泣くんだよ!?