「俺の?」 「そうだよ。」 不思議そうに弁当箱を見つめる もしかして…いらなかったとか……? お節介とか思われてる?! 「あの……別にいらないなら……」 「イヤ…。サンキュ。」 [ドキッ……] 優しく笑う彗に胸が高鳴る この気持ちは……なに…? 学校に行く準備をして、マンションを出た マンションを出ると慶吾さんが迎えに来ていた 「おはようございます。」 ニッコリ微笑み、車のドアを開けてくれる慶吾さん