「陸、あたしずっと陸のことが好きだった…」 「───1年前、陸に彼女ができたって聞いた時 すごく後悔したのっ なんで、もっと早く告白しなかったんだろうって」 そっと振り返る… 「───だから、もし陸が1人になるようなことがあったら、あたしは もう気持ちを抑えないって。」 陸は瞬きもせず、ずっとあたしを見ていた 「嫌われてもいい、 好きじゃなくてもいい 一瞬でも陸の一番近くに行くって………」