動けなかった───… 陸があたしの目を見てる──… 綺麗過ぎて、入り込んでしまった 次第に目を見開いていく 陸…… それは、きっとあたしが真顔をだったから…… ……カッカッカッカッ ガラッ 「お───い誰か残ってるのかー?」 シーン……… 「…気のせいか…」 ガラガラガラ…ピシャン… 足音が聞こえてあたしは急いで 固まっている陸の腕をひき隠れた そのままあたしは陸に寄りかかる