見慣れた後ろ姿が
女の子へ駆け寄ってゆく。



――ドクン…ッ



まさかね…??



なんて、心で思いながらも
本当ははっきりとわかってた。



だって



あたしの大好きな…















結希の後ろ姿だもん――…