先を促すように問いかける私に、「そうですね、」先生がクスリと笑みを漏らしたのが空気でわかった。 「キスもやめませんし―…プリントの答えも教えてあげません」 言うが早いか、ちゅ と唇を塞がれる。 「――さあ、どうします?」 再び自由を取り戻した私の唇は、今度は決断を迫られた。 それはそれは、重大な決断を。 それはまるで、"バニラアイスとチョコアイス、どっちがいい?"と尋ねるような口調で。