わかってはいたものの、湯水のように湧き上がるやるせなさは、狭い狭い私のなかから、広い出口を求めて。 今か今かと外に出たがるから。 仕方なしに、私の心のなかの口は動き続ける。 ムカつくムカつくムカつく。 その涼しげな顔が腹立つんだよ…! なんかもう"ヨユウシャクシャク"って感じでさ。 自分はもうオトナですー、みたいな感じでさ。 ほんと、腹立つ。 ていうか"貴女が"ってわざとらしく2回も繰り返しやがって……ほんとムカつく。 先生は私の脳みその血管、破裂させたいんですか。