「天変地異の前触れでしょうか…」 「…何が。」 この男の言うことが理解できないのは。 突出した容姿を持ってるからこそ、突飛した先生の思考回路が理解できない。 いたって月並みな、平々凡々の私には、それはとても手の届きそうにない、遠いところにあるように思えた。 夜空に浮かぶ一番星って感じだ。 いやなんかもう雲の上の存在だ。