―――……


そして学校


俺は自分のクラスの
1-Aの教室に

入っていった



やっぱ早く
来すぎたからか


教室には誰も
居なかった




ってあれ??


よく見てみると
廊下側の1番前の席に

女子が1人
座っていて

本を読んでいた



確かアイツは―…


「野村??」


「えっ…?!」



学年で1番モテる女
野村 真美だった



「何よ、瀬戸君…」


真美は冷たい視線で
こちらを見た


「いっいや!!その
野村って学校来るの
早いんだな~って

あっそれ
何読んでんの??」



俺は真美の方へ
駆け寄った


「別に何でも
良いでしょ…?!」



真美は読んでた本を
パタンと閉じた



……睨まれた(泣)