昼休み



「秀さまぁん♪わたくし秀さまのためにお弁当作ってきたんですの♪一緒に食べましょ?」



ピンクの弁当箱を俺に差し出すコノ女…。

香水クセぇ~


お前なんかと食ってやるかよッ


クソ女ッ


雫がチラッと俺を見た




いつものようにそらされた


チッ


この女のせいで雫が誤解したらどーすんだッ


「俺は雫と食べるから」


そういい差し出された弁当箱を女に差し替えした


「なんで桜井さんなんですかぁ?桜井さんなんてドジでバカで可愛くないのに秀さまとはお似合いじゃありませんわッ」



ブチッ



この女…。



雫が可愛くねぇだ?

お前の面鏡で見てから言え


「ドブスッ」



この女を睨んでから雫のもとへ行った