ひんやり冷たいモノが頬に当たった その視線に目をやると 「カルピス飲もうぜ」 俺の隣に腰掛ける輝… 「いたのかよッ」 何故か自然に笑みがこぼれた カルピスを受け取り喉を潤す 「雫となんかあった?」 ため息混じりに俺を見て輝が言った なんかあった…か… その言葉に心がズキンと傷んだ 今でも思い出す 雫の泣き顔…。