「そうか。分かった、以後気をつけるように」 先生は納得いかない顔を見せデスクに戻っていった 職員室から廊下に出るとひんやり冷たい空気が入ってきた にしても… 「あんな嘘で先生を騙せるなんてすごいね!感心しちゃった」 秀の背中をバンっと叩くと私の目線までかがんで言った 「感心するとこじゃねぇだろ」 「え~でもスゴかったよっ」 確かに感心するのは可笑しいけど見直しちゃったもん