好きよりも何よりも


「秀が大好きなの…」


その言葉と一緒に安心感からか涙だポロポロ溢れ出た


秀は何も言わず涙を拭ってくれた…。


「ずっと離さねぇから」

挑戦的とも言える言い方で、あたしの髪に秀の指先が触れる。



そして甘い甘いキスが唇に落ちた


甘い蜜を求める蜂のようにどんどん秀に溺れてゆく私…

この恋を色で例えるなら


淡い淡いピンク

どんどん恋色に染まってゆくの…