「桐谷の気持ちには答えれません。でも…中学の時、桐谷…うんうん…斗真に気持ちを伝えて良かったって思ってる。好きって言ってくれて嬉しかった、でも私には今特別な人がいます。ごめんなさい」


誰もいない教室私の声が響いた


桐谷は力なく笑うと私の前まで足を運ばせた

「そーゆと思ってた。宮本に飽きたらすぐ俺のトコこいよっ」

最後に私の頭をクシャクシャとして教室を出て行った


桐谷のクセ


照れた時、悲しい時、私の頭をクシャクシャってする


ごめんね…


私はやっぱり秀が好きなんだ…