「中学の時の事覚えてる」 口元を緩め桐谷が笑って言った 中学の時の事… 忘れるハズがない 桐谷は軽薄な笑みを浮かべ私の頬に手を触れた 「あん時と変わんねぇな」 あの時と変わんない? そう悲しそうにまっすぐ私を見て言う桐谷 「触らないでっ」 葉を食いしばってスカートの裾をキツく握りしめて言う私の顔を桐谷はマヂマヂと見つめる。 変わんない…そんな事あなたに言われたくない。 「オレはまた会いたいって思ってたよ?だからこの学校に転校してきたワケだし」