昨日のことを考えて、まったく眠れず、




今は朝。



朝食をとるために食堂に向かう準備をした。


髪を直して久しぶりの私服に着替えて。


時間まであと20分。


暇つぶしにテレビをつけた。



それと同士に部屋のベルがなる。

「はい、どちらさまですか?」


「水無月 優です。」


昨日のことが頭を過ぎる。

この声、この喋り方。


昨日、助けてくれた。


私の好きな…人。


「えと、昨日…」


「はっ…はい!」


ガチャッ


予想通り。

水無月 優とは、昨日の優しい男の子



…だった。



名前に優がついているの私と同じ。

性格が優しいから優が着いていてもおかしくない。



「おはようございます。

よく俺だってわかりましたね」


「あ、声とか覚えてたので…」


また、すこし緊張してきた。