退学になったものの
学校には俺は勝手に顔を出した。

何故かって?

俺達のクラスはその学校で一番レベルが高くて第一志望に届かなった連中はデザイン科には入れず印刷科や金属加工科、木工科、機会とかに成績順に回されるので妬まれてたんだ。
レベルの高いこのクラスはみんな真面目で他のクラスから虐められてきたからだ。
そこに俺が入ったから誰も手を出せなくなったんだ。

俺はクラスの番人の役目をする事に自然となったんだ。

今までクラスメートの真面目な奴に好かれた事なんかなかった俺をみんなは頼りにしてくれて勉強が出来ない俺を助けてくれたんだ。

嬉しかった。

だから俺は古き良き義理と人情を重んじる番長としての責任を背負ったんだ。

その仲間とは今でも毎月の様に集まって遊んだり議論したりしてるんだ。

退学にはなったがこの学校に入って本当にに良かったよ。