急に恥ずかしくなった僕は、またそっぽを向いた。 ホント…、拓海といるとドキドキしっぱなしだ。 「あっ!ごめんっ…俺、これから朝練あるからっ!」 突然、悟が時計を気にしながら言う。 「おう、じゃあな!」 拓海が手を振ったので、僕も小さく振ってみた。 すると、すでに走り出していた悟は、振り返りながらニコッと笑ってくれた。 うるさかったけど、いい人なんだろうな…。