テープは変わらずに巻き戻されていく。 そして、ある場所で停止した。 「…せ、先輩。僕…こういうの初めてで…」 僕たちはベッドの上にいた。 そう、今と変わらない…今は君のいない、ここに。 「大丈夫…優しくするから」 「本当…?…絶対だよ?」 顔や声がどんなに似ていたって分かるさ。 啓太…、どうしてこんなこと、思い出させるの…?