「痛くないよ…、大丈夫。タカを守れて良かった…」 「琴夜ぁ…////」 身体を離して、タカに笑顔が戻ったのを確認すると、痛みなんて、そんなもの消えた気がしたんだ。 それから僕たちは、僕の自宅へと向かった。 家に着くまで、ずっと離すことの無かった温かい手。 僕は、この先もずっと、この小さな手を握りながら生きていくんだと思ってた。 そんな小さな夢が、あんなにも簡単に壊れてしまうなんて、僕は考えもしなかったよ。