「先輩、おまたせー!」 校門で待っていると、後ろから君が抱きついてきた。 君と手を繋いで、僕の家に向かった。 あの時、君の顔が少し赤かったのを覚えてるよ。 熱があったのかな…? 君といると、なぜか時間が早く流れていくんだ。 僕はそれが惜しかった。 もっと君と一緒にいたかった。 君の笑顔を見ていたかった。 啓太…。 僕たちはその日、一つになったね。 …僕は忘れないよ。 君の涙も、温度も、全部。