「そんなの…、…気持ち悪いよ…」 「……ひどい…」 宮坂さんは、きっと僕のことなんて嫌いになってしまう。 虚しく落ちていった宮坂さんの涙を見て、僕はそう確信した。 「…ひどい……ひどいよっ…」 「だってっ…、そんな叶うはずのない恋なんて…したって意味無いじゃん…」 「………っ…」 「宮坂さんが、そんな人だなんて思わなかった…」 僕はカバンを乱暴に掴んで教室を出ていった。