下校時の通学路…―――。 僕は、愛しい人の温もりを感じた。 それは温かくて、何より優しかった。 「タカ、全部話して?…昨日から様子がおかしいと思ってたんだよ。」 「………」 「タカ…、お願い。話して?」 僕は耳元で響く琴夜の声を聞いて安心したんだ。 でも、琴夜…。 話したら、僕はきっと琴夜を傷つけるよ…。 僕は琴夜に嫌われてしまう。