「雷斗……ありがとう!!」

「式は明日を含めて7日後の夜に上げる。」

結香は驚いているようだった。

俺が結婚式を予約した日は結香と過ごせる


最後の日だった──…。


「結香ごめんな…俺聞いちゃったんだ…朝方結香が空に向かって話ていること……。」

「!?」

結香の目からは涙がぼろぼろとこぼれていた。

「結香…無理しなくていいんだ。

俺決めたんだ…あと少ししか居られなくても……

絶対悔いは残させないって……!!」


「ありがとう雷斗……!!


ごめんね……。」


観覧車は地上に着いた…。