そして放課後。

俺はさっそく図書館に向かっていた。

俺は図書館を見て絶句した。そして…

「なんだこのでかさは……。」

そうなのだこの北上高校の図書館は日本1と言うくらい大きいと有名だったが…。

「俺…図書館あるのに今気づいたわ……。」

俺は図書館とは無縁だからなぁ……。そんなことを考えているうちに後ろから笑い声が聞こえた。

俺はとっさに振り向いた。そこには、流れるようなまっすぐな黒髪に整った顔つきそしてまるでモデルみたいなプロポーションの女が立っていた。

俺はなぜか直感したこの女が姫野結香だって……。

すると彼女は笑いながら話だした。

「あなたが佐上雷斗くんね私は一緒に図書館の整理を任された姫野結香です。」



俺たちの出会いは案外あっけなかった。