そして担任は気持ち悪く微笑んだ。少しハゲ上がった額がキラリと光った。

「実はなこの学校の図書館の整理は2人で毎年行われてるんだが……

今年は1-Gのお前と……

1-A姫野結香に担当してもらうことになった。」


「はぁぁ!?」

俺はおもわず教務室ということを忘れて変な声を上げてしまった。


そして俺は教務室をあとにして、考えてた。

2人しかいないのにサボろうにも女1人でやらせるわけには………。

「しかたねえ……やるか…。」