「なんでそれを…?」

親父が珍しく動揺している。

「俺にも起きたんだ。奇跡が!!!」

「雷斗にも……?」


俺と親父はとりあえず俺の病室に戻った。

俺は写真を渡した。

「これ……なんで……?」

「落ちてた。」

親父は写真の母さんを見つめた。

そして話だした。