頭の中が真っ白になった。



死ぬ?






俺が?






結香……





ごめん──…。




君を幸せにするはずだったのに……。




俺にはそれが出来ないみたいだよ……。



涙が頬を伝った。


神田川先生は何も言わず病室を出ていった。