「えっ──…?」

2…

そして結香は俺にキスをした。

1…

0…

その瞬間結香は光の粒子に変わった。

そして……

この満天の星空に登って行った。

手にはまだ結香のぬくもりが残っている。

俺は空を見上げて叫んだ。
「結香!!!!
俺は生きるよ!!!!

医者に言われた寿命の何倍も…

何十倍も生きて見せるから!!!

俺のこと見ててくれよ!!!」