「では、結香様は右の部屋で雷斗様は左の部屋に入ってお待ちください。」
係の人はそう言って奥に戻って行った。
「じゃあ…結香。
また後でな。」
「うん。楽しみにしてるね。」
俺と結香は目を合わせて微笑み合うと部屋に入った。
部屋は髪型をセットするためのドレッサーと椅子と着替えるための更衣室、そして結香が選んでくれたタキシードが置いてあるだけで他は特に何もない。
俺はドレッサーの前の椅子に座って待つことにした。
ふと時計に目をおとした。
「20時5分か……。」
結香との別れまであと……
3時間55分。
係の人はそう言って奥に戻って行った。
「じゃあ…結香。
また後でな。」
「うん。楽しみにしてるね。」
俺と結香は目を合わせて微笑み合うと部屋に入った。
部屋は髪型をセットするためのドレッサーと椅子と着替えるための更衣室、そして結香が選んでくれたタキシードが置いてあるだけで他は特に何もない。
俺はドレッサーの前の椅子に座って待つことにした。
ふと時計に目をおとした。
「20時5分か……。」
結香との別れまであと……
3時間55分。


