「雷斗〜〜。お風呂空いたよ〜。」

「おうっ!!」

俺は結香の前だけでは暗い顔を見せてはいけないと思い笑顔で風呂に入った。

──…ちゃんと笑えてたかなあ…。

とりあえずぼろがでたらまずかった。

俺と結香の結婚式……。

結香も楽しみにしている。
もちろん俺も楽しみだ…。
俺は深いため息を吐いた。
俺は結香を幸せにできたのだろうか……。

なあ結香……?

俺はとても心残りです。

君が居なくなってしまったら前の俺に戻ってしまうかもな……。