「だって私には雷斗がキラキラ輝いているように見えるんだよ?」


結香はこんな俺のことをそんな風に見ていたのか…。

「俺…自分に自身なんてなかったんだ。俺には結香がキラキラ輝いていたんだ。」

結香は優しく微笑んだ。

「雷斗は私にとって光なんだよ?

私も雷斗の光になりたいな。」


「十分明るいよ。結香のおかげで俺は変われたんだ。」

結香は笑った。

俺も笑った。

なぁ…結香。俺も光になれてたんだな…。

ありがとう。