「雷斗?どうかした?」

「ん…?あぁ。

向日葵が咲いてるなぁ…って思って!!」


結香も窓の外を見た。


「本当だ!!

綺麗だね☆私、向日葵って好き。」


「どうして?」


「なんかキラキラしてるし、
太陽の方を見てるからなんか『希望』を持ってるって感じしない?」


『希望』か……。


俺はもう一度向日葵を見つめた。向日葵は太陽の方を向きキラキラと輝いていた。


「そうだな……。」


「雷斗みたいだよね!!」


「えっ!?」