朝から君の笑顔はキラキラと輝いていた。


俺はまぶしそうに見つめた。


俺はあんな光を放つことは出来ないんだろうな…。


そう思いながらワカメの味噌汁をすすった。


相変わらず美味しい…。


さて、今日も暑くなりそうだ。


セミがうるさいくらい鳴いている。


窓からは誰が植えたのかわからない向日葵が常に太陽の方を向いている。


まるで向日葵は俺みたいだと思った。


太陽が結香で…



向日葵の俺は太陽になれずにずっと憧れを持って、太陽を見つめ続ける……。



情けないよ俺……。