目を開けると真っ白な天井が見えた。

「ここはどこだ?」

「病院だよ。よかった…雷斗!!」

すぐ近くに結香が座っていた。
泣いていたらしく、目がはれている。

でも俺が目を覚ましたときはすでに笑顔だった。

安心できた──…。