約束が!!
「欄、とにかく一緒に来てもらうわ。この信号が、変わるまでに、戻ることになってるの」
1分ナイじゃないですか!
考えてる暇はなかった。
「わかりました」
あたしは、祥子さんと一緒に、向こう側へ歩いて行った。
多分、大山先輩はじめ、各署員達は、祥子さんも戻ってしまった為、手がだせないで慌てていることだろう。
いろんな無線が、飛び交ってるはずだ。
大山先輩も、高遠先輩も、この展開は読めていないはずだし。
あたしも、この先に、何が待ち受けているのか、わからなかった。
「卑怯者」
あたしは、黒ずくめの男に向かって、悪態をついた。
「お互い様じゃないのか?ずいぶんと刑事を総動員させてるじゃないか」
男は、祥子さんから拳銃を奪うと、すぐ側に待機させてあるワンボックスカーに「乗れ」と、命令した。
祥子さんが先に乗り、あたしが次に乗ろうとした。
「お前は、最後だ」
なんでよ(-.-)
男が、先に乗り込んだ。
そして、あたしも乗り込もうとした。
「その前に、その隠そうともしない機械を取れ」
男は、はっきりとカチューシャの発信機を見つめていた。
ですって苫利先輩。
男は、あたしからカチューシャを受け取ると、ナイフを構えている男へ手渡した。
祥子さんを見ると、祥子さんは目隠しをされ、手を縛られているところだった。
祥子さんの後ろの席から、また違う男が、祥子さんの首に向かって、ナイフを構えて、こっちを見ていた。
あたしに対する脅迫だ。
だから、大人しく捕まるって言ってんじゃん(>_<)
「お前は、俺とこっちだ」
と、男が言い、足元をずらすと。
あるべき足場が無く、更にマンホールの口が開かれていた。
あたしは驚いて、男を見た。
「黙ってついて来い」
「なによ。どうしたのよ」
祥子さんは、目隠しされているため、今の状況が把握できなかった。
「静かにしろ!加納、お前は後ろだ。分かってるな」
男は、祥子さんに怒鳴り、あたしに念をおす。
あたしは、黙って頷いた。
「欄、とにかく一緒に来てもらうわ。この信号が、変わるまでに、戻ることになってるの」
1分ナイじゃないですか!
考えてる暇はなかった。
「わかりました」
あたしは、祥子さんと一緒に、向こう側へ歩いて行った。
多分、大山先輩はじめ、各署員達は、祥子さんも戻ってしまった為、手がだせないで慌てていることだろう。
いろんな無線が、飛び交ってるはずだ。
大山先輩も、高遠先輩も、この展開は読めていないはずだし。
あたしも、この先に、何が待ち受けているのか、わからなかった。
「卑怯者」
あたしは、黒ずくめの男に向かって、悪態をついた。
「お互い様じゃないのか?ずいぶんと刑事を総動員させてるじゃないか」
男は、祥子さんから拳銃を奪うと、すぐ側に待機させてあるワンボックスカーに「乗れ」と、命令した。
祥子さんが先に乗り、あたしが次に乗ろうとした。
「お前は、最後だ」
なんでよ(-.-)
男が、先に乗り込んだ。
そして、あたしも乗り込もうとした。
「その前に、その隠そうともしない機械を取れ」
男は、はっきりとカチューシャの発信機を見つめていた。
ですって苫利先輩。
男は、あたしからカチューシャを受け取ると、ナイフを構えている男へ手渡した。
祥子さんを見ると、祥子さんは目隠しをされ、手を縛られているところだった。
祥子さんの後ろの席から、また違う男が、祥子さんの首に向かって、ナイフを構えて、こっちを見ていた。
あたしに対する脅迫だ。
だから、大人しく捕まるって言ってんじゃん(>_<)
「お前は、俺とこっちだ」
と、男が言い、足元をずらすと。
あるべき足場が無く、更にマンホールの口が開かれていた。
あたしは驚いて、男を見た。
「黙ってついて来い」
「なによ。どうしたのよ」
祥子さんは、目隠しされているため、今の状況が把握できなかった。
「静かにしろ!加納、お前は後ろだ。分かってるな」
男は、祥子さんに怒鳴り、あたしに念をおす。
あたしは、黙って頷いた。

