総長とワタシ

瞬時にライキの眉間に皺がより
「あ゛ぁ゛…黙れ。気安く触んじゃねぇよ。俺に触っていいのはこいつだけだ」
と私の肩を抱き寄せる。
『きゃー』
一気に悲鳴があがる。
香水臭いお姉さんもライキの低い声と睨みつける目を見て口をパクパクさせていた。



帰りのバイクで私は口が緩みっぱなしだった。ライキの腰に回してる腕をきゅっと閉めた。