総長とワタシ

震える私を抱き抱え拓磨は外に止めてある車に向かった。

黒鷹の倉庫には赤龍の面子と倒れている黒鷹の面子がいた。

拓磨は私の震える体を優しく車に乗せた。

「もう大丈夫だよ!!」

「うっ……ううっ……」

少したってライキと隼斗が車に乗り込んできた。