総長とワタシ

ーーー美空saidーーーー

どれくらいたったんだろ……
周りが騒がしくなった。

ソファに座って煙草を吸っている田口が口を開いた。不気味に笑いながら…

「そろそろくるだろうなぁライキが。クスっ……なぁ美空ちゃん、あいつの歪んだ顔見たくねぇ?……ククっ…俺に抱かれてる美空ちゃん見たら……あいつどうなるだろうな…クスっ」

田口はそう言ってソファから立ち上がって近付いてきた。